社長挨拶

ごあいさつ


(株)長野県民球団
代表取締役社長 竹内羊一

 


 今シーズンの信濃グランセローズは、日本独立リーググランドチャンピオンシップ優勝を果たし、笑ってシーズンを終了することができました。
 独立リーグ日本一は、球団設立から18年目にして漸く皆様に報告させていただくことができました。
 公式戦では、神奈川フューチャードリームスに0.5ゲーム及ばず準優勝という悔しい結果でありましたが、チームは心折れることなく目標であった独立リーグ日本一を目指してくれました。
 こうして独立リーグの頂点に立てたのは、6季目の柳澤監督の采配であり、コーチ陣の指導力であり、田島キャプテンを中心に最後まで諦めずに戦った選手たちの頑張りでありますが、それ以上に長年にわたり信濃グランセローズの活動にご理解、ご指導を賜りました長野県様や中野市様をはじめとする行政の皆様、温かいご支援、ご声援を賜りましたスポンサーの皆様、ファンの皆様、ボランティアの皆様はじめ多くの関係者の皆様のお力であると思っております。誠にありがとうございました。
 なお、長野県様からは「スポーツの分野において、顕著な功績をあげ、県の名を高めるとともに、県民に明るい希望を与えた個人又は団体に贈られる」スポーツ栄誉賞を頂くことができました。
 また、NPB等のプロ野球選手を夢見る若者の育成を重要な施策として取り組んで来ておりますが、10月24日に開催されましたNPBドラフト会議におきましては、キャプテンとしてチームを牽引してきた田島光祐捕手がオリックス・バファローズ様から育成5位の指名を頂くことができました。
 今回の指名により、選手のプロ野球への輩出が5年連続となり、球団設立からは、13名の選手を送り出すことができました。
 独立リーグ日本一は悲願ではありましたが、通過点に過ぎないと考えています。今後も、皆様に応援していただける、愛していただける「明るく 元気で 強いチーム」をつくり、これまでも行ってきた野球を中心としたスポーツの振興、青少年の健全育成、地域振興等の地域社会に貢献する活動を積極的に進め、より一層地域を盛り上げて参ります。引き続きご支援、ご声援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、改めて応援してくださった皆様、支えて下さった皆様、関係者すべての皆様に心から感謝を申し上げお礼のあいさつといたします。ありがとうございました。