AED講習会実施
BCリーグが推進している『MIKOTO AED PROJECT』の一環として、
中野市岳南広域消防組合の救急救命士の方を講師にお迎えし、
消防本部AEDの講習会を実施致しました。
監督、コーチ、選手全員、球団職員受講。
本日の講習会は3時間。
終了後全員に普通救命講習修了証が交付されました。
今日の講習会で覚えてほしい事は2つ。
・呼吸をしていない、しているかどうかわからない場合、胸骨圧迫。
・AEDのスイッチを入れる。
と強調されていました。
119番通報で救急車が到着するのは平均8分。
しかし脳に酸素が供給されなくなってから、
脳がダメージを受け始めるのが3分後。
間に合いません。
具合が悪く、心臓が止まっていると思われる人がいたら、
近くにいる人が、胸骨圧迫やAEDを使用することが、
具合が悪くなった方の生命が助かり、
障がいを残さず社会復帰するためには重要なんだそうです。
ひと通りのお話を聞いた後、
3つのグループに分かれて
・第一発見者、胸骨圧迫
・AEDを持ってきて、操作をする人
のペアで全員が練習しました。
胸骨圧迫の場所、AEDのパットを貼る時の注意点や場所など、
また倒れた方の状況を変えるなど、
様々なケースで練習しました。
AEDの操作を体験した後に、
止血方法や、嘔吐した方の退位変更の方法などを教わり、
本日の3時間講習が終了しました。
スポーツをしている方が倒れ、一緒にいた方がAEDを使用してくれたおかげで、
障がいが無く社会復帰できたケースが、
昨年中野市岳南広域消防組合の救急要請の中でも有ったそうです。
一人ひとりが「もしも」の時に率先してAEDを使用できるようにしていきたいと思います。